福田農場代表福田興次の水俣にかける熱い思い。
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当農園社長〜甘夏みかん園にて〜
〜甘夏みかん園にて〜
・福田農場前代表:福田興次
湯の児湾・みかん畑・満開の菜の花
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「水俣には、すばらしい景色や自然、農作物、
魚介類が豊富にあります」

福田農場前代表:福田興次(1994記)
 この福田農場がある一帯は、最初はただの松林だったんですよ。
もちろん、道も水道も電気もない。そこを開墾したんです。 『花が咲いて実がみのり、弁当をもって遊びに来てもらえるような場所を作ろう』 というのが私の両親の夢でした。その母がここの高台から見える景色に惚れこんで、 『ここにつくろう!』と決めたんです。それから、一家でコツコツと山を切り開き、 そのために家を市内から湯の児に移しました。  

  当時、私はまだ高校2年生、受験勉強を休んでは開墾の手伝いをしたのを憶えています。 そしてミカンや甘夏を植え、花を植え、観光農園としての第一歩を踏み出したんです。
念願だった、水俣市内の幼稚園児や老人会を招待する夢も叶いました。 当時、遠足に来ていた園児達は今ではもう40歳近くになっているでしょうね。
レストランを始めたのは今から29年前になりますね。 ミカン狩り園をオープンしたのが31年前になりますから。 その頃に福田農場は、熊本県で最初の観光農園としてミカン狩り園を始めたんです。 しかしミカンだけではせいぜい2ヶ月がシーズンで、残りの10ヶ月はオフ。 一年を通して、季節を通して、お客様に足を運んでもらえる為にはどうすればいいのかを考え、 レストランをつくろうと思いついたんです。

  最初はレストランと言っても、倉庫を改造して作ったバーベキューハウスでした。
バーベキューの食堂はかれこれ19年間続き、今のレストランに生まれ変わったわけなんです。
さらに、果物狩りのほうも梨狩り、ぶどう狩りができる果樹園を開園し、 観光農園から、ジュースやワインをつくる製造販売に踏み切りました。きっかけ は将来に対する危機感ですね。
水俣には、すばらしい景色や自然、農作物、魚介類が豊富にあります。
しかし人口は減少するし、人を呼び込むだけの魅力も足りなかった。 よほどの魅力がないと人は動きません。 じゃあ、人を呼び込むために個性的なものを造ろうじゃないか、と考えました。 水俣というイメージでモノが売れるようにならないといけない。 それと、両親の夢であった観光農園。それを産業としてどう発展させていくか、でした。
そこで、まず甘夏みかんの加工から入りました。 やっていくからには全国に通用するものをつくるという意気込みから始めたんです。
 元々、この辺りは甘夏みかんの産地なんです。しかも生産高は日本一。 その甘夏を加工して商品を生み出せば、甘夏が実る、明るい太陽を思わせる地域として 「水俣」が伝わり、水俣そのもののイメージも変わるのではないかと考えました。 そこでまずジュース作りに取り組みました。 おいしいジュースをつくるために、夜も寝ずに工場で試作品作りです。
次に考えたのは甘夏ワインのことでした。 これにも多大な時間と労力を費やし、ついに、甘夏を使ったフルーツワイン、 「甘夏サングリア」が生まれたのです。 この「甘夏サングリア」とは、もともとスペインの国民酒である「サングリア」から ヒントを得て作ったんです。 サングリアとは、ワインにバレンシアオレンジやレモン、フルーツをたっぷり 使った飲み物でのことで、このバレンシアオレンジのかわりに地域の特産品である 甘夏を使い、ワインができるんじゃないかと考えたのです。

 スペイン村という名称を考えたのは、 「甘夏サングリア」を生み出す前のことです。日本一の甘夏ミカンを活かした加工品をいろいろ考えているうちに、 スペインのサングリアを思い出しました。
そのサングリアに使われているオレンジやレモンを、 甘夏や他の柑橘類で補えないかと考えたのが出発点です。 穏やかな不知火海は地中海にそっくりだし、 あのガウディが設計した聖家族教会の2本の主柱も亀によって支えられているんです。 水俣は亀の里ですからね。
また、サングリアはスペインの国民酒だし、 果物も水俣は甘夏、スペインはバレンシアオレンジが特産品です。 スペインも水俣も、柑橘類の成長に適してるんですよ。まだあります。 スペインの代表的なお米料理であるパエリア、 水俣はその材料であるサフラン、玉ネギ、魚介類の熊本県有数の産地なんです。 このようにして次々とスペインとの類似点が見えてきました。
ちょうどその頃、時はバルセロナオリンピック前、 そこで1992年のバルセロナオリンピックに合わせて、 福田農場は「スペイン村で行こう!」と決めたんです。
そして農産加工品が販売される「スペイン館」ができ、 レストランの「バレンシア館」ができ、「スペイン村」を形作っていったのです。
地ビールをはじめたきっかけは 私たち福田農場は、地域にあるもの、 ここにしかないものである「甘夏」を掘り下げていったら「スペイン村」にたどり着いたわけです。 そして更に商品に多様性を持たせるため、アルコール事業を拡大しようと思い立ちました。 それが地ビールだったのです。
不知火海の雄大な自然景観にマッチした健康的な「海と太陽」の地ビールというところから 「不知火海浪漫麦酒(しらぬいろまんびーる)」と名づけました。 その中にいろんな種類のビールがあって、 中でも「ケセラセラ」という地ビールは、 甘夏みかんの花から取れた蜂蜜を使ってできた発泡酒なんです。
そのように、ひとつのものからいろんなものが生まれ育ち広がっていくわけです。 その効果で、交流人口が増え、水俣地域が再生するきっかけとなればうれしいですね。